住まいづくりには、決心~完成~入居まで何ヶ月もかかる作業になるのでできるだけ無駄が無いようにスケジュールを立てることが大切です。
ここでは、建てる前に大切な事と家づくりの流れをご紹介致します。
住まいづくりに関する情報収集とはカタログや雑誌などの本を見たり、住宅展示場にいったりインターネットで調べたり各モデルを比較検討し、すまいづくりの基礎知識から最新性能に至るまで調べて納得のいく構想を練ることです。
自分たちがどんな家を希望し、予算はどれくらいか十分に話し合っておくことです。
土地面積が大きければ大きな家が建てられると思いがちですが、そういうことではありません。基準は建蔽率と容積率です。
建蔽率とは、敷地面積に大してどれくらいの比率で建物が建てられるかを示したものです。住宅系地域は比率が低くなります。
容積率とは、家全体でどれくらいの床面積・延床面積を確保できるかを示したものです。
この建蔽率と容積率は、用途地域ごとに指定される限度が異なります。用途地域と街を健全に発展させる為に定められた規定で、都道府県ごとに都市計画法によって違います。
建築基準法では原則として巾4m以上の行動に、延長2m以上接している敷地にだけ、建物が建てられるなどの規制があります。
各都道府県の条例などもありますので、詳しくはご相談下さい。
身近で施工例を見学できるのは、地域に根ざした工務店ならでは。
皆で意見を出し合う為に見学は家族全員でお越し下さい。
完成住宅内覧会や構造見学会なども開催しておりますので、お気軽にご相談下さい。
家づくりの総予算が計算できたら次は、自己資金+公的融資+銀行融資の割り振りや毎月の返済額などの資金計画を立てます。
専門家による具体的な敷地調査を行います。隣地との境界線の確認は、お互いの立会い確認なしにはできませんので隣人には予め連絡をします。
※住宅を建てる前には、是非地盤調査(地盤強度の調査)をお勧め致します。
概算お見積書作成
イメージを伝えるラフ設計図と概算お見積書を作成致します。設備・仕様・素材にかんして疑問や不明点があれば、なんでもお聞き下さい。
具体プランを決める
間取りプランを煮詰める際は、大型冷蔵庫が通る間口の広さ、エアコンなどを使う為の電気容量や、部屋毎のコンセントの数まで細かくチェックします。
詳細の打ち合わせをする
1・間取り、仕様、設備など細部まで打合せ
2・見積もり書と実施計画を見合わせて最終チェック
3・工事請負契約書・工事請負約款・設計図・工事仕様書・工事明細書などが揃っていることを確認し、契約書に捺印します。
引越しの準備をする
仮住まいの引越しに際し、役所への届出をはじめ、電気・ガス・水道・電話・郵便局へ移転手続きを行います。仮住まいの入居契約は一ヶ月ほど長めに見込んでおくと無難です。
解体現場に立会う
家の解体に際し、残したい庭木や大黒柱があれば現場担当者に伝え、解体当日に解体当日に立会うとよいでしょう。
家の配置を確認する
地縄張りを行い、家の配置や隣家との間隔を確認しましょう。
公庫の現場審査を受ける
公庫融資を利用する場合、屋根工事の終了後に工事内容が公庫の建築基準に適合しているかどうか審査されますので、これに立会います。
窓や電気配線を確認する
工事現場で設計図と照らし合わせながら、スイッチやコンセント類の位置をチェックします。
自らの目で最終検査をする
これが家づくりをチェックする最後の機会になります。
きちんと点検し、手直しが必要なら工程を確認しておきましょう。
鍵と保証書類を受け取る
手直しの完了を確認し、家の鍵や設備の取り扱い説明書、登記に必要な書類を受け取る。
さあ、新しい生活のはじまりです。
これから窪野建築との本当のお付き合いが始まります。
末永く宜しくお願い致します。